Interview KENJA GLOBAL インタビュー

KENJA GLOBAL インタビュー

KENJA GLOBAL

時代の変化に対応し続ける。

デジタル社会が加速していく中で、未だアナログな製造業界にSaaSで安価に簡単に運用できる「Othello Connect」。
常にユーザー目線で変化に対応し続け、時代を切り開く賢者の経営手腕に迫る。

ナレーター:デジタル化が進む現代。しかし、中小規模製造業はアナログなやり方が多いのが現状。
そんな中、次世代クラウド管理システム「Othello Connect(オセロコネクト)」で、業界課題の生産性を高めた会社がある。
その名は「CMA株式会社」。高額なコストが故に導入できなかったシステムを、300種類以上の機能から、
自社の業務に合わせ必要な機能を選ぶことで、余分なコストや資源の集中を防ぎ、自社の業務に合った運用を可能にした。
鷲見:一つは社説にもあるんですけど「変化に対応していく」ということで、これもSaaSのメリットだと思うんですけど、
世の中や法改正が変わった時、いち早く反応して常に「最新の製品を最短で提供していく」ようなところは強みかなと思います。
ナレーター:時代の変化を恐れず、前に進み続ける賢者の経営手腕に迫ります。
1973年生まれ、岐阜県出身で両親が教師という家柄で育ち、幼少期は厳しく育てられる。
その反骨心からなのか、夢は以外なものだった。
鷲見:ひとつ覚えているのはCMAを作るという話を両親にしたときに、「やっぱり会社作るの」って話になって
子供の頃の将来のアルバムに、将来の夢を書くところがあってそこに社長になりたいって書いてあって、
私はすっかり忘れてたんですけど、そういったことを考えてた幼少期もあったのかなと思いました。
ナレーター:社長になりたい、反骨心から生まれたその夢は現実のものとなるのだが、
当時、影響を受けた人物の存在があった。
鷲見:祖父が会社の経営をしていたので、そういったところを子供ながらに見ていて
従業員の先頭に立って会社を引っ張ていく姿勢や、休みを返上して家族や会社のために働く姿に感銘を受けたのかもしれません。
ナレーター:その後、大学まで吹奏楽の練習、そして当時一世を風靡したwindows発売の影響を受け、
パソコンに明け暮れた賢者は、就職氷河期の最中、なんとか地元のアパレル会社へ就職するのだが…
鷲見:入社一年目は営業より、繊維の勉強をしなければならないのと、縫製の知識がいるので生産管理とかで実際に
自社の中国の工場の方とかと、生産ラインの打合せをしたり事務的な作業をやらせてもらっていて、
その中でも営業の都合によって納期が変わるとか、来週納品に向けて生産スケジュールを作っているのに、
それが突然変更になったり全部作り直さなくてはいけなくなった。
ということが結構起こっていて、今思えば大したことではないのですが、当時は許せなくて、
なぜ計画通りに進まないのかということで上司と喧嘩したりしてました。
ナレーター:その後、自社物流システムなどの開発担当など社内の異なる部署を経験する。
そうした中で営業倉庫へ転籍した賢者。そこで、在庫管理システムの開発を行った経験がのちに生きることになる。
鷲見:当時、ASPと呼ばれていて、クラウドとかSaaSが無かった時代なんですけど、
在庫管理のASPサービスをユーザーとして使ったのが、きっかけとして大きいかなと思います。
楽天やECなどのインフラが整備されていない時代に、在庫管理システムが動くのかというお話があったのですが、
ユーザーとして経験できたのが非常に大きかった。無線のハンディターミナルなどを使うと、通信が遮断され全然動かない。
インフラやサービス自体が不安定なことを経験していたので、お客様が安心して使えることが大前提だと感じていました。
ナレーター:時代が進むにつれて、インフラの整備が整いつつあった2018年。
賢者が理想とするサービスを実現させるために、生産管理システム『Othello Connect』を引っ提げ、
CMA株式会社を設立した。
鷲見:反響は多かったですね。新しいビジネスモデルというのと、クラウドの生産管理はなかったので、
そういった意味でお問合せはすごく多かったかなと思います。
逆に、機能が足りてるのかという不信感や、サービスが止まらないかという不安感も聞きました。
ナレーター:幼少期の夢、社長になることを実現した賢者は、理想的な会社の在り方を模索する。
鷲見:社員が幸せにならないと、会社が幸せにならない。Othello Connectのユーザー様も幸せにならないと
と思いますので、それは「変化に対応していく」ことだと思うんですよね。
これだけ日進月歩で情報が変わっていく時代ですので、より早く情報を掴んで柔軟に変化に対応していく。
今先に必要なものは、積極的に取り入れていくスタイルにしたいと思います。
ナレーター:このサービスを成功させるため、目の前の仕事にだけ没頭してきた賢者。
時には社員との会話までもおざなりにしてきた。
鷲見:今一番力を入れていることは、社員のことを気にかけていなかったところがあって、
3年間必死に突っ走ってきたので、ちゃんと仕事ができる環境を作ってあげられてるか
社員が成長できる仕事やタスクを振れているのかとか、内側に目を向けないといけないと感じています。
ナレーター:そんなCMAが目指す今後の展望とは?
鷲見:ユーザー様を増やしていきたい。まず沢山の人に知ってもらいたい。
使えば良くなるよねってことを実感していただいて、その過程においてOthello Connectをサービスとして
安定して提供していくこと。使って効果があることを証明するのは業務系のシステムでは珍しかったりするので、
うちの社員も現場で近いところでなるべく、お客様目線で製品の開発や導入のお手伝いができるような
人材形成や会社の成長はしていきたいと思っています。
ナレーター:時代によって変化していく社会において、CMAが手掛けるサービスは常に変化し続けていく。
最後に、日本を背負う若者へ。
鷲見:会社を創ることは目的ではなく手段だと思っています。
今後、会社を作りたいだとか夢を実現するために起業するのはものすごく良い事だと思うんですが、
その先にある目的を見失わずに、会社を作った先に社会がいかに幸せになるか、
社員や家族がいかに幸せになれるかということを考えると、企業した後の苦労も耐えられるかなと思います。